先日、ヴァイオリニストのクリスティーナ・ヌドソンさんとピアニストの乙益 乃衣さんが、白金ピアノスタジオに来てくださいました。
演奏してくださったのは、邦人女性作曲家、幸田延(こうだ のぶ)のヴァイオリンソナタです。この曲は明治時代に作曲された作品で、日本人による初のクラシック音楽作品なのだそうです。
レコーディング、および撮影しながらとはいえ、お二人の演奏を間近で聴けて、本当に感動でした。決して広くはないうちのスタジオで、このような録音ができたことを本当に嬉しく思います。
聡明な出だしから、ヴァイオリンとピアノが交互にテーマを奏でて行きます。叙情的で力強い演奏と、うららかに歌うような優しい音色、7分間の演奏の中で堪能できます。
ヴァイオリニストのクリスティーナ・ヌドソンさん
ピアニストの乙益 乃衣さん
エルガーの「愛の挨拶」、ヴァイオリンの定番「チャルダッシュ」も演奏してくださいました。